現在、我が家の雛人形は、こうなってます。
このように、内裏雛を金屏風の方に向けてすわらせるのは、空海によって招来された密教の呪法「逆飾雛大呪法」の形式で、平安朝以来、怨敵調伏降魔退散に恐るべき威力を発揮し、皇室や公家たちによって重用されたもので、というようなことではなく、ゆうちゃんのいたずらです。
ゆうちゃんのいたずらとはいえ、後ろを向いたお雛様を見てると、なんだか、ふか〜い宗教的意義というか哲学的意味というか、何かありそうな気がしてきますね。
だれかのいたずらから始まってしまった伝統の行事もあるんじゃなかろうか。