テレビで、NHK短歌の全国大会を放送してました。
「母」という題で募集したようで、特選の歌が紹介されてました。
みなさん上手だと思いましたが、「母」とくればこうくるだろうなというのが多かった。
べつに、意表をつく必要はないとは思いますが、なんちゅうか、そうでしょうな、ごもっともです、という感じです。
短歌の世界で、「柿を詠むな」とか「孫を詠むな」という戒めがあるようです。
ありきたりのワンパターンになってしまうということでしょう。
その人にとっては、ただのワンパターンじゃなくて、オンリーマイパターンということですが。
「ウチの孫可愛いです」
「ああそうですか。どこの孫も可愛いですよ」
「いやいや、ウチの孫はね・・・」
私のこの日記も、「ウチの孫可愛いです」パターンが多くなってます。
まあ、私の文章の原点、というほどたいそうなもんじゃないですが、文章を書き始めたのは、育児日記です。
育児日記というより、「ウチの子供達可愛いです日記」で、三人の子供で、大学ノート30冊ほど書いたと思います。
可愛くなくなってやめましたが、孫ができてここで復活です。
人物画の方も、最近は孫専門です。
絵の世界では、「孫を描くな」という戒めはないようです。
引け目を感じることなく描きまくってます。
文章でも絵でも、「ウチの孫可愛いです」と言い切れてないのが残念です。
「こんなもんじゃないんだけどなあ」と不完全燃焼。
技術不足ですね。
↓本物はこんなものじゃない「はなちゃん像」、一応完成。