大学美術部のOB会で、箱根に行ってきました。
私にとって箱根と言えば駅伝ですが、ほかの皆さんにとっては庭みたいなもののようでした。
出身地はあちこちなんですが、私以外は東京で社会人として生きてきたので、箱根は縄張り内なんですね。
詳しいので感心しました。
何度目かの集まりですが、去年から皆さん水彩画を持ち寄るようになったので、すこしは「美術部OB会」という雰囲気が出てきました。
それまでは、単なるオジサンがワイワイ集まってる感じだったんです。
50年も空白があるので、誰の絵を見ても、「ふ〜ん、こいつ、絵を描くんだ」という気がするのも不思議なもんです。
ケーブルカーの待合室にいたら、室内のスピーカーから、「待合室のお客様、どうかされましたか?」という放送が聞こえた。
何事かと思ったら、A君が、まちがって「非常通知ボタン」を押してしまってたんです。
彼は学生時代から要注意人物だったんですが、相変わらずだとみんな納得してました。
A君は、退職後、プロダクションに所属してテレビCMなんかに出ていて、単独出演としては、高齢者用おむつのCMがあるそうで、録画したDVDを持ってきてみんなに見せようとしたけど、全員一致で断固拒否したのでさびしそうでした。