人間世界における力関係というのは、複雑微妙でややこしいものだと思います。
今日は、2歳児み~ちゃんと、小学2年生ゆうちゃん、幼稚園年中組あきら君がやってきました。
天下御免の暴れん坊将軍ゆうちゃん、天下無敵の若様侍あきら君ですが、この組み合わせでは、み~ちゃんが力学的中心点になりますね。
ゆうちゃんが持ってるものを、み~ちゃんが奪いに行く。
ゆうちゃんは、「ど~ぞど~ぞ」という感じで差し出します。
「あなた様に優先権がございます。占有権、独占権、ありとあらゆる権利があなた様に付随しておることを、わたくしめはよ~く理解しております」という感じです。
あきら君はそこまでいきません。
あきら君が持ってるものをみ~ちゃんが奪いに行く。
あきら君は一瞬、むっとした表情になります。
「これは理不尽である」という感じです。
そして、「理不尽であるが、世の中理屈だけではいかないということを、わたくしめはよ~く理解しております」という感じであきらめて手放す。
本日何度も繰り返された力関係の不思議でした。