夕食後、「ピンポ~ン」とチャイムが鳴ったので誰かと思ったら、ゆうちゃんとあきら君でした。
今頃二人でどうしたのかと思ったら、駆け込んできたゆうちゃんは半べそで、「おうちにパパもママもいない!」というんです。
あきら君はニコニコと、「おばちゃんとこやと思うで」と平気そうです。
ゆうちゃん、あきら君の家の向かいが「おばちゃん」の家です。
ゆうちゃんは、おばちゃんの家は電気がついてなかったと言うんです。
電話したら、パパとママはおばちゃんの家にいました。
ゆうちゃんが早とちりして、パパとママがいない!とパニック状態になったようです。
小学3年生にとっては一大事ですよね。
幼稚園年長さんにとっては一大事じゃないのか、弟だから「兄まかせ」で気楽なのか、あきら君は平気そうでした。
しかし、二人を落ち着かせようと、いろいろお菓子をすすめても珍しく二人ともどれもいらないと言って食べなかったから、あきら君も緊張はしてたんでしょう。
ゆうちゃんはしゃくりあげながら、「いつもママが、『困ったことがあったら、おばあちゃんとこに行きなさい』と言ってたから走ってきた」と言いました。
あきら君は、「ゆうちゃんがびゅ~って走るからしんどかった」と口をとんがらせてました。
激走1分ほどですが、無事到着してよかったです。