若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

「おカネを入れてください」

今日は家内の病院。

三月から約一ヶ月の入院中は一日おきに通いました。

退院してからは週一の通院だったのが、二週間に一度でいいようになると、なんだか物足りないというかさびしいというか、習慣とは恐ろしいもんです。

おカネを払うのに、今日初めて自動支払機を使ってみました。

「初めての機械」にドキドキするのはトシですね。

家内が操作するのを私が横で監督しました。

診察券を入れると、ブイーンと音がしてなんか計算してるようでした。

「2200円」という数字が出ました。

手元の操作盤のふたがスライドして開きました。

「おカネを入れてください」という声が聞こえました。で、言われた通り家内が2200円入れました。

ふたが閉まるんだろうと思ったら、閉まらない。

「おカネを入れてください」という音声が聞こえた。

「入れましたよ!」と支払い機に向かって言いました。

「失礼しました」というかと思ったら言わない。

また、「おカネを入れてください」と言う。

まごついてたら、「おカネを入れてください」と何度も繰り返す。

札の向きが悪いのかと、向きを変えたけど、「おカネを入れてください」。

札をたたんだ方がいいのかと半分にたたんでもだめ、四分の一にたたんでもだめ、三角でもだめ、飛行機、だまし船、やっこさん、どうやっても「おカネを入れてください」としつこく繰り返す。

アタマにきて自動支払機をガンガン蹴ったりたたいたりしてたら、家内が、「あ!ここは硬貨を入れるとこって書いてある」。

紙幣の入れ口と別々だったんです。

音声は「おカネを入れてください」じゃなくて、「紙幣と硬貨を別々に入れてください」にすべきです。

本日午後一時頃、「天理よろづ相談所病院」の自動支払機を蹴ったりたたいたりしてる夫婦連れをご覧になった方、それは私たちです。