3年前、肺炎で入院して、退院して家に帰ったと思ったらアルコールをまったく受け付けない体になってしまってた。
で、家にある日本酒やビールは処分したんですが、このウイスキーだけは未練がましく置いてたんです。
独特の香りがするんです。
舌は受け付けないけど鼻は受け付ける。
時々ふたを開けてクンクンしては「はあ~」とため息をついてた。
いい香りなのになあ、口に入れるとどうしてオエッとなるのであろうか。
飲めなくなってもうすぐ3年になるのを記念して捨てることにしました。
このアードベッグなどイギリスのアイラという島でできるウイスキーは独特の香りがする。
「クレゾールのような香り」です。
ウイスキー党じゃなかった私がその香りにはまってしまった。
家でも外でも「アイラ」を飲んでました。
さっき、捨てる前にもう一度と思ってふたを取ったら、香りが鼻から舌に伝わったみたいでなんとなくイヤな感じがしました。
これで未練なく捨てられる!と思ったらそれがまたくやしいというかさびしいというか困ったもんである。
これでアルコールはおしまいである。
いや、アルコール消毒があるか。