若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

日本の医療

家内の病院に車で行きました。

馬に蹴られた左足はまだ引きずってるんですが、右足は使えるので車はだいじょうぶ。

病院まで45分、車ですいすいで、病院の駐車場から足を引きずってます。

 

病院は、高齢者が多い。

というかほとんど高齢者です。

病気のせいで来てると言えばいいのかトシのせいで来てると言えばいいのかむずかしいとこだと思います。

総合病院なのでたまに赤ちゃんを見ますが、地獄に仏という感じです。

い、いや、高齢者が地獄と言うわけじゃないですよ。

じゃないですが赤ちゃんはいいという話です。

 

待合所で大勢の人が待ってます。

時間別の予約人数が書いてある。

「9時台8人。10時台9人。11時台12人。12時台7人。」

どの科でも似たようなもんです。

ムリでしょ。

いつ行っても「お断り」の放送をしてます。

「本日はご予約が多く大変こみあっております。誠に申し訳ございませんが・・・」

 

診察が済んだ人のところへ係の女性が次の予約の確認に来る。

4月から通ってますが、「今日でおしまいです」と言われた人は二人しか見たことない。

「次は来週です」「次は二か月後です」「次は半年後です」

皆さん次の予約です。

4月からそれを聞き続けてるので、この病院に通ってる人はほとんど治らないんだなと思う。

 

ベテランのA先生は家内に、「病院に来ても治らない病気が多いですからね」とかんでふくめるように言った。

居直ってるというより枯淡の境地である。

 

若手のB先生は家内に、「医療者としての私に何を求めておられるんですか」と言った。

若いだけに完全に居直ってる。

というか、ケツをまくってる。

 

まあ、9時台8人10時台9人と高齢者をみていればケツもまくりたくなるでしょうな。

B先生も何百回かケツをまくっていつの日にか枯淡の境地に到達されることと思います。