最近家内が口ずさんでる歌があります。
「♪ピーターピーターピーターピーターパン」
OSKの劇に出てきた曲だそうです。
ピーターパンの劇だということはわかる。
家内が小学生のころあやめ池遊園地のすぐ近くに住んでた。
で、あやめ池遊園地にタダでもぐりこんで、円形大劇場にもタダでもぐりこんで、OSK公演をタダで何度も見て歌をおぼえてしまった。
どういうわけか最近その曲が口をついて出てくる。
毎日歌う。
日に二、三度歌わないとアタマが痛くなるという。
タダで見たバチですね。
私も聞いたことがあるメロディなんです。
当時はやった洋楽に歌詞をつけたんでしょうね。
で、この曲は何だという話になった。
家内は、あやめ池遊園地にタダでもぐりこんでたのは昭和35、6年のことだという。
もう時効だと居直ってます。
昭和35、6年の洋楽と言えばザ・ピーナッツでしょう。
ネットで彼女たちのCDを調べました。
彼女たちが歌った曲はだいたい知ってるのでびっくりしました。
十数枚調べたところで『月影のキューバ』登場。
これではなかろうかとユーチューブで聞いたらドンピシャリこれでした。
『月影のキューバ』は昭和35年キューバの大ヒットで、すぐに日本でもザ・ピーナッツ、森山加代子、西田佐知子がレコードを出してます。
訳詞が「ホセしばさき」というんですが、ネットで調べても出てこないのでたぶんレコード会社の人だと思います。
私は『月影のキューバ』という曲を好きだったわけではないのにメロディを完全におぼえてた。
中学生の記憶力は恐るべきもんですね。
いや、母が要介護老人施設でお世話になってた時、認知症のみなさんが古い歌をおぼえてるのに感心しましたから、歌の脳への定着力が恐るべきものなのかもしれない。