「静かな駅舎には似つかわしくない巨石が目にとまった。京都府南部の井手町にあるJR玉水駅。6トンのかたまりは500メートル先の川から転がってきた。戦後の復興期に起きた大水害の物言わぬ語り部である。」
1953年の記録的な大雨で堤防が決壊、家々を破壊し、死者行方不明336名。「集中豪雨」という言葉はこの時初めて新聞で使われたそうです。
「静かな駅舎」と言う言葉で、ひと目見ただけで郷愁をそそられるようなひなびた小さな木造の駅舎を思い浮かべました。
JR玉水駅の写真をネットで探したらありました。
う~ん、新しくなったんですね。
静かにはちがいないけどぜんぜん郷愁をそそられない。
裏切られた気分である。
新築の駅舎に罪はないけど。
駅はおいといて「巨石」に期待しよう!
「静かな駅舎には似つかわしくない巨石」という言葉で駅舎を圧する怪物的威容を想像しました。
写真、ありました。
た、たしかに「小石」じゃない。
駅舎を圧する威容を勝手に想像した私が悪かった。
『天声人語』は悪くないし、JR玉水駅も悪くないし、巨石も悪くない。
すべて私が悪い!悪い!悪い!悪い!
悪いついでに朝日新聞にお願い。
「1953年の記録的大雨」と書いてますが、昭和に起こったことは「昭和28年の記録的大雨」と書いてほしい。
平成以後に起こったことは西暦で書いてほしい。
その方が私にはわかりやすい。
勝手なお願いは承知の上ですがよろしく。