若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

ステイホーム

「ステイホーム」は今年の流行語大賞にはならないと思いますが、けっこうなじみましたね。

「ホームステイ」は前からあったけど誰がひっくり返したんでしょう。

ま、誰が言ったのでもいいけど我が家は言われなくても以前から基本的にステイホームでした。

夫婦で家にこもってると言うと聞こえが悪いですが家でくつろいでることが多い。

夫婦そろって出不精インドア派。

そこへコロナ自粛のステイホームときたもんだから出不精にますます磨きがかかるというかグレードアップというかバージョンアップというかほとんど自宅軟禁玉すだれ。

その政治犯的生活に唯一風穴を開けるというかアウトドアというかアクティブというかポジティブというより私にとってアグレッシブと言ってもいいのが病院通いです。

「ハレ」と「ケ」というのがありますが、私にとって病院は「ハレ」の場です。

人々の視線を意識するステージと言っていい。

今日は眼科で「若草鹿之助オンステージ」。

私は初めてですが遠方からも患者が来るというのでこのあたりでは有名です。

車で行ったんですが病院の建物が見えたとき「大きい!」と思いました。

「目医者さん」という感じじゃない。

駐車場が車でいっぱいだったんですが「職員用駐車場」と書いてあるのを見て、こんなにたくさん職員がいるのか!とびっくりしました。

患者用駐車場はもっと大きかった。

受付に係の女性が10人いたので「職員用駐車場」の数十台が納得でしたし、待合室は「小規模総合病院」的大きさであった。

診察室が7つ検査室が5つあって、そのどれもが暗室みたいに暗い。

眼科の診察室ってこんなに暗いのか。

その暗さの中で先生があれこれ言うのを横の女性がパソコンに素早く打ち込んでいくのを見て目に悪いんじゃないかと心配になりましたが相手は眼科なんだから心配して損した。

眼科の待合室なのに眼帯してる人は一人もいなくて全員マスクというのもヘンな話ではなかろうか。

そういえば最近眼帯は流行らんですね。

子供のころは「ケツマクエン」とか「メバチコ」というのがポピュラーでしたがなくなったんですか。

小学校の時、「メバチコ」の女の子がノートを持ってきたことがある。

「ノートに書いた字を読んでみて」と言うんです。

小さな読みにくい字を苦労して読みました。

メバチコ買います」

私が読んだ瞬間、その子はワ~!と叫んで喜んだ。

読んだらメバチコがうつると言うんです。

その子が魔女のように思えた恐ろしい体験であった。