「カナエの軽重を問う」という言葉は知ってます。
「カナエ」という漢字は知りません。
「カナエ」がなにかも知らない。
カナエの軽重を問う前にカナエとは何かを問わなければならない私です。
で、カナエの軽重を問うかわりにメガネの軽重を問うた。
メガネを新しくしたんです。
みっつ。
遠近両用と老眼と運転用サングラス。
この「老眼用」ですが今風には「リーディンググラス」と言うんですね。
知らんかった。
広告で「リーディンググラス」というのを見た時、「おお!読書用の眼鏡ができたのか!」と感激した。
「それそれ!そういうのがほしかったんですよ!」
老眼用と知ってカックンとなった。
運転用サングラスのフレームを「スポーツタイプ」というのにしたんですが、これが実にまったくいい感じなんです。
軽くてかけごこちがよろしい。
遠近両用や老眼用とぜんぜんちがう。
で、遠近両用も同じフレームでもう一つ作りました。
ベリーグッドである。
軽い。
で、どれくらい軽いのか計ってみた。
メガネの軽重を問うたわけ。
問うて驚いた。
軽いと思ってたスポーツタイプの方が重いではないか!
遠近両用が18グラム、老眼が19グラム、スポーツタイプが27グラム。
いったいどういうことであろうか。
肌に触れる面積とか圧迫度とかいろいろ関係するんでしょうね。
カナエの軽重も軽々しく問うてはならないし重々しく問うてもならない。
はかりで正確にはかりましょう。