女子テニスの大坂選手が記者会見を拒否して話題になってます。
関心ないので詳しいことは知りません。
スポーツ選手の記者会見はきらい。
相撲は大好きだけど「勝利者インタビュー」はきらい。
見たい人もいるからしかたないけどお相撲さんは相撲とってればいいし水泳選手は泳いでればいいと思います。
それだけで結構です。
カネがからむからマスコミの相手も仕事のうちというのもわかります。
接待も仕事のうち。
接待こそ仕事という人もいましたが。
「あいつ、接待は力入れるからなあ。仕事もあれくらいやってくれたらええんやけど」
『ライトスタッフ』という映画を見たことがあります。
アメリカの宇宙開発を題材にしてて、音速の壁を破ろうと競い合うジェット戦闘機のパイロットたちが主人公です。
パイロットの一人が基地に来てうるさく付きまとう新聞記者に腹を立てる。
それをもう一人がたしなめる。
「マスコミが騒いでくれるから政治家が動いて予算がつくんだ」
マスコミ対応で思い出すのは映画スター嵐寛寿郎のエピソード。
ジャーナリストの竹中労さんが嵐寛寿郎のインタビューに撮影所に行った。
楽屋であいさつすると、うへへ~と平伏して「嵐寛寿郎でござります~。談話は宣伝部でどうぞ~」
これがスターだ。
スポーツ観戦というと「北野のおっちゃん」です。
小学生のころ男の子の遊びと言えば「野球」でした。
野球といってもソフトボールを使ってストライクもボールもなしで打てそうな球が来たら打って走るだけ。
人数もそろわないし、校庭に行ったり草原でやったり。
そんな私たちの野球を見に時々「北野のおっちゃん」がついて来た。
顔を知ってるくらいのおっちゃんで子供はいなかった。
夏だと大きなヤカンに水を入れて持ってくる。
のどがかわくとおっちゃんのヤカンからラッパ飲み。
すわりこんでニコニコ見てました。
「このおっちゃん、時々来るなあ」という感じで誰も気にしてなかったと思います。
おっちゃんの笑顔を久しぶりに思い出した。
大坂選手に感謝。