若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

疑惑のゴール

サッカーのワールドカップ

今回のワールドカップで最大の驚きは、日本対デンマークの試合だ。
なんと、ウチの奥さんが夜中に起き出してテレビを見に行ったのだ。

別にサッカーファンでもないのにどうしたことであろうか。
FIFAワールドカップ史上に残るエピソードである。

さて、昨日のドイツ対イングランド、アルゼンチン対メキシコの試合で「疑惑のゴール」が発生というか誕生というか、まあ、「疑惑」などというおとなしいものではなかったですね。

ビデオで見れば一目瞭然である。
「審判」の「判定」に「疑惑」はつき物だと思いますが、なかなか「ビデオ導入」とはならない。

その点、わが大相撲は進んでます。
土俵の外では遅れてるけど。

行司が一人に審判が五人、その上でビデオを参考にする。
それでもすっきりしない場合もあるが、ほぼ納得の体制である。

あらゆるスポーツの中で最も進んでるのじゃないでしょうか。
日本人はいろんな人の意向を気にするからかな。
お客さんとかスポンサーとかマスコミとか、誰からも文句の出ないようにししたい。

サッカー協会とか大リーグは「ワシらが専門家だ。外野は黙ってなさい」という感じかもしれない。

もっとおおげさにいうと、神様ではないんだから間違いもあるでしょ、ということかもしれない。

どっちでもいいけど、とりあえず大相撲の勝負判定体制を取り入れるべきでしょう。
親方達がFIFAメジャーリーグに出向いて指導してあげる。
いいんじゃないでしょうか。

で、サッカーが大相撲方式を取り入れるとどうなるか。

あの土俵のサイズで行司一人に審判員五人にビデオだ。

サッカーだと審判は、う〜ん、百人、あるいはもっと必要かもしれない。
細かい数字は親方達と相談して下さい。

とりあえず審判百人としよう。
両チームの選手達と審判百人が入り乱れて走り回るのは少し見づらいかもしれないが、慣れればどうということはないだろう。
疑惑の判定をなくしサッカーを近代的スポーツに進化させるためにはしかたがない。

話は変わりますが、今回のワールドカップで不思議なのは、「フーリガン」が話題にならないことだ。
南アフリカは治安が悪いということだから、「暴徒」なんかどうってことないのかな。

それとも現地では問題になってるんでしょうか。