朝日新聞朝刊。
「やおきん」という会社の「うまい棒」というお菓子が10円から12円に値上げになるという記事なんですがその書き出しが気になった。
「駄菓子のやおきん(東京)は・・・」
前から思ってたんですが「駄菓子」ってひどくないですか。
辞書で調べると「駄」というのは「くだらない。お粗末。ネウチがない」という意味です。
私にはエンが深い。
駄洒落、駄作、駄文。
しっくりなじむ。
「駄」は私にへばりつきまとわりつきからみついてると言っていい。
私のことはさておきお菓子です。
ネットで調べたら、駄菓子というのは茶道や進物用に使うお菓子でなく、子供向けのお菓子のことを言うそうです。
そうですか。
子供用のお菓子って、「くだらない、お粗末、ネウチがない」ものなんですか。
差別用語じゃないですか。
声をあげるべきじゃないですか。
「うまい棒」があげるわけにはいかんのでメーカーかな。
いや子供か。
昔、「コビト製菓」の「おそ松くんチョコ」というがありました。
「おそ松くん」を知ったのは高校の時です。
電車の中で小学生が「おそ松くん」という漫画の話をしてるのを聞いて、なんとばかばかしい名前だろうかとあきれました。
まさか大学に入って「おそ松くん全集」を買いそろえることになるとは思わんかった。
そのころ週刊朝日が「おそ松くんチョコレート」を取り上げて、「その名の通り味もお粗末」と書いた。
こんなこと書いていいのかなと思ってたら次の週「お詫び」が出ました。
コビト製菓から抗議があったんです。
「食べてみたらおいしかったです。謹んでお詫び申し上げます。」
チョコレートをなめるのはいいけど「駄菓子」をなめてはいかん。