若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

『馬はうそをつかない』

『Horses never Lie』という本を買いました。

どこでこの本を知ったのかわかりません。

最近、いろんな人のブログで紹介された本をアマゾンで調べる。
すると、その本に関連するようないろんな本が紹介されてる。
で、その本を買う。
だから、どこでその本を知ったかわからなくなる。

とにかく、アマゾンで買うのが多い。

アマゾンは謎です。
アマゾンってどうなってるんだろうと不思議に思うことがあります。

今回届いた本も不思議です。
アメリカで出版された馬に関する本ですが、注文して二日で届いた。
こんな本を日本に在庫してるんですね。

それだけでも不思議なのに、最後のページを見て驚きました。

「PRINTED IN JAPAN 落丁、乱丁本のお問い合わせはアマゾンカスタマーサービスへ」と書いてある。

この本、日本で印刷してるんですね。
アメリカの本ですよ。
わけわからんです。

この本の著者は、アメリカ人のマーク・ラシッドという人で、調教師です。
何冊も本を出してます。

別に馬の調教について読みたくもなかったんですが、アメリカのアマゾンの書評で、「読み物としても面白い」と書いてあったので読んでみる気になりました。

アメリカ西部のコロラド州の片田舎で暮らしていた著者が8歳の時、馬に初めて触れるところから始まります。

「子供のころ、日曜日が来るのを楽しみに毎日を過ごしていた。日曜には、父が家族全員車に乗せてドライブに出た。見渡す限りの草原の中の、舗装もしていない道路を走ってハイウエイに入る。
その途中には、崩れ落ちた納屋がいくつもあった。今にも崩れ落ちそうな家もあった。手放された農場や牧場の跡だ。
ハイウエイに入る少し手前に、荒れ果てた牧場があった。柵も倒れ、納屋のドアも外れたままになっていた。
ある日曜日、その牧場を通り過ぎるとき、馬が見えた。二十頭、いや三十頭くらいか。柵は修理されて、ドアも新しくなっていた。
近所に馬がいると思っただけで興奮してしまった。それまでテレビの西部劇で見ただけだった。

次の日、馬を見たくてたまらなくなって、自転車に乗って牧場に行った。

柵から少し離れたところから馬を見ていたら、群れを離れて茶色の馬が近づいてきた。
でかい!」

こんな感じです。

しばらく牧場に通って、柵の外から馬をなでたりしてたんですが、ある日、馬たちが奥の牧草地に移されてしまった。

で、牧場の持ち主の車がない時を見計らって、柵を乗り越えて馬たちに会いに行くようになった。
馬たちともいい関係になって喜んでたんですが、とうとう牧場の持ち主に見つかってしまった。

無精ひげを生やしたその男は、怒りもせず、「ここは俺の牧場なんだがなあ。坊主、お前ここで何をしとるんや。馬と遊びたけりゃ馬糞の掃除でもしろや」と言ってスコップを渡された。

こうしてマーク少年は牧場を手伝うことになった。

どこから馬の調教の話になるのかわかりませんが、おもしろそうです。