若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

小泉ブッシュ電話会談2

「誰がて、あんたは大量破壊兵器偽装事件の容疑者で、アルカイダの懸賞金つきお尋ね者やがな」
「そーか、お尋ね者か。ウ〜〜ウオンテッド!ワシもとうとうビリーザキッドなみになったか。荒野の逃亡者投げ縄のジョージ!」
「西部劇ばっかり見とったらあかんで。大量破壊兵器ではワシもあんたの尻馬に乗ってえらい目におーたがな」
「ないとわかってから二人で知恵しぼって、ええこと思いついたのにライスにつぶされて」
「そうそう、大量破壊兵器アメリカから持ち込んで、自衛隊が砂漠に埋めるいうアイデア
「ライスが、そんな子供だましみたいなこと!言うてえらい怒って」
「あの女、なんとかならんの?ブッシュプレジデント」
「ブ、ブッシュプレジデント!?プレジデントブッシュ!」
「あなたはブッシュ大統領でしょ。英語にすればブッシュプレジデントじゃないですか!」
「好きなようにしなはれ。言い出したら聞かんのやから。何の話やった?」
堀江容疑者やがな。応援した責任言うけど、候補者何百人ですよ。一人ずついちいち調べてられますかいな。ぶっちゃけた話が」
「当たり前や!調べてられるかい!何百人も」
「でしょ!あんたは話がわかる!」
「何百人でも調べられへんのに、何十万頭の牛を一頭ずつ調べるなんてどだいムリやろ」
「当たり前や!調べてられるかい!」
「でしょ!でしょ!調べんでもえーやろ」
「そんなもん調べる必要ないがな!」
「ワーイ!やったー!」
「あ、しもた!モシモシ!モシモシ!」

「モシモシ、こちら電話番のスージーです」
「またかいな。大統領は?」
「喜んで万歳しながらぴょんぴょん飛びはねて廊下を走って・・・あっ!」
「どうしたん?」
「音、聞こえました?」
「なんか、ドッシーンて」
「大統領こけました」
「大統領こけた!?」
「うわっ!や、やばい!」
「どうしたん?」
「ドアが開いてライス国務長官が!」
「ひー!」
国務長官の声、聞こえてます?」
「なんか、ギャンギャン怒鳴る声が」
「ライスさんが大統領怒ってはるんですわ。廊下走ったらあかんて何べん言うたらわかるんやて、えらい剣幕ですワ」
「スージーさん、いつの間にか大阪弁やね」
「長官がこっちに!こっわい顔して、手ぇ振って」
「お尻も振ってる?」
「振ってはります、って何考えとるんじゃ!長官にかわりましょか」
「いらんわ!さいなら!」