若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

年賀葉書

さあ、そろそろ年賀葉書でも書こうか、と思ったら、家内や子供達が使ってしまって足らない。

近所の郵便局に買いに行った。
郵政民営化の今でも特定郵便局というのだろうか。

今頃買いに行く人もないだろうと思ってたが、多勢いますね。
こんでました。

葉書の窓口は行列である。
局長が窓口で応対していた。

私は30枚買う。
頭の中で計算したら、どういうわけか、50円×30枚=150円、という結果になってしまった。

なぜと聞かれても説明できない。
そう思いこんでしまったのだからしかたがない。

小銭があるか確認。
こんでいるときは、おつりのいらないように払うべきだろう。
むむ、500円玉で払わなければならんか。
いや、100円玉と、10円玉が五個あった。

よかったよかった。
私は、100円玉一つと、10円玉五個を握りしめてならんでいた。
こういう忙しいときには、できるだけ手間を取らせないように協力するのが常識というもんだ。

中年女性が50枚買った。
2500円払った。
私の前の男性は100枚。
この期に及んでたくさん買うもんですな。
5千円。

さて私の蕃だ。
局長が30枚数えた。

「ハイ、1500えんです」

せ、せ、せんごひゃくえん!
50円の葉書ですよ!
30枚ですよ!
150円でしょ!

どんな計算をしたら1500円などというとんでもない数字がでてくるのじゃ!
いくら年末の繁忙期とはいえ、局長、しっかりせーよ!

憤慨しつつ局長をにらみつけながらも、どんな時も冷静さを失わない私のクールな頭脳は、パチパチとそろばんをはじいていた。

私ににらみつけられた局長は、ヘンな顔をして、ただいま計算中の私の顔を見つめていた。

パチパッチパチパッチ!
50円×30枚=1500円。(-_-;)

あわてて財布から千円札と五百円玉を出した。
局長は、なぜ私ににらみつけられたか気づいてませんよ。