若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

寿司

食べ物にうるさい人がいる。

だいたい外で食べるものにうるさい。
ウチでうるさく言うと、奥さんに叱られる。

私は、外で食べるものなんかどうでもいい。
めったに食べないから。

食べ物にうるさい人の中で、寿司にうるさい人は多いようだ。

月刊誌『ゲーテ』の特集が、寿司。
この雑誌の広告に、「24時間仕事バカ!」は人生を謳歌する、と書いてある。
24時間仕事バカのための雑誌なのだろうか。
わけがわからん。

さて、「総力特集」である。

「偉そうなオヤジに気を遣う事はない」

あたりまえでしょう。
寿司屋で、偉そうなオヤジに気を遣うなんて、24時間仕事バカというより、24時間無休のバカだと思います。
年中無休、有給休暇なしのバカだと思います。

「職人の人柄が良くて気絶するほど美味しい寿司屋」

「偉そうなオヤジ」を蹴るのはいいが、そこからなぜ一気に「人柄のいい職人」に飛ぶのだろうか。
「人柄のいいオヤジ」というのはいないのか。

次に、「気絶」と「美味しい」が結びつかない。

寿司を食って気絶する人を見たら、私は食中毒を疑う。

「お!倒れた!美味しかったんだな!」とは思わない。

まず毒劇物だ。
しかし、早まってはならない。
窒息の可能性も考えられる。

いずれにせよ、気絶するほど美味しい店は要注意だ。
いくら『ゲーテ』推薦でも、心臓病、高血圧、喘息などの不安のある方は行かない方がいいと思います。

24時間仕事バカのかたなら、たぶんだいじょうぶです。