人間が舌を出すという行為にはどのような意味があるのであろうか。
生後6ヶ月になろうとするあきらくんに、「なぜ舌を出すのか」と聞いたなら、「そこに舌があるからだ」と答えるであろう。
初孫であるはなちゃん以来、この時期、ハイハイをする前の時期が一番カメラマンとしては困難な時期である。
現在のはなちゃん、ゆうちゃん、ことちゃんみたいに、激しく動き出すとラクです。
ピンボケが多くなる。
たくさん写しても、ピントが合ってるのは少ない。
それを選べばよろしい。
今のあきらくんはそうはいかない。
激しく動くわけではないから、だいたいピントは合う。
にっこり笑ってるとこをとろうとすると、シャッターを切りまくる。
切りまくったのが全部ピントが合ってる上に、あきらくんがにっこり笑ってるのが十数枚できるわけである。
その十数枚の笑顔の中から、一枚か二枚選ぶ。
苦渋の決断である。
ピンボケがあるとほっとするのはこの時期特有のぜいたくな悩みである。
さて、あきらくんは舌を出す。
深い意味もなく出す。
せっかくあるんだから出さなくては損だという感じで出す。
↓分解写真。
皆様、お待たせいたしました。
さあ!出しまっせ!
出し惜しみは致しません!
私の舌のすべてをさらけ出します!