きのう、神戸に行く時、楽しみがありました。
先日、私の誕生日に、はなちゃんが電話してくれました。
「おじいちゃん、たんじょうびおめでとう!」と言ってから、「ハッピバースデイツーユー」を熱唱してくれました。
そのとき、ママが、「プレゼントを用意してるらしいよ」と言ったんです。
はなちゃんの心尽くしのプレゼント!
期待に胸がふくらむじゃございませんか。
で、きのう、私の顔を見ると、はなちゃんは、ニコニコと近づいてきました。
そして、「ハイ!」となにか差し出した。
お!プレゼント!と思ったら、封筒でした。
はなちゃんは、得意そうに私を見つめてます。
封筒の中には小さな紙が入ってました。
「おじいちゃん、たんじょうびおめでとう。プレゼントのなかみは、あけてみてね」
ん?
どういうことかなと思ってたら、はなちゃんが、向こうからなにか持ってきました。
おもちゃのお皿に、おもちゃのおわんが伏せてあります。
はは〜ん、このおわんの中にプレゼントが入ってるんだな。
はなちゃんは、またもや得意そうに私を見つめてます。
ぱっとおわんを開けると、また紙が一枚。
「おじいちゃん、たんじょうびおめでとう。プレゼントのなかみは、あけてみてね」
???
これはいったい・・・。
はなちゃんは、得意満面の表情で私の反応を待ってるみたいなので、わけがわからないまま、「わ〜!はなちゃん、ありがとう!」と言わざるを得なかった。
満足の表情をうかべたはなちゃんは、2枚の紙を手にぼうぜんとする私をおいて向こうへ行ってしまった。
さて、「プレゼントのなかみは、あけてみてね」という、謎に満ちた2枚のメッセージの意味するものはなにか。
いえ、これがふつうの4歳児なら、悩みませんよ。
子供だからね、ですみます。
はなちゃんは、ふつうの4歳児じゃないんです。
「天才児」とは言いません。
そんな「ジジバカ」じゃありません。
冷静な私としては、「ほとんど天才児」と言うにとどめたい。
ほとてん(ほとんど天才児の略)のはなちゃんが書いた2枚のメッセージの意味はなにか、丸一日頭をひねってます。