今、一番くやしさを味わってるのは、1歳9ヶ月のあきらくんでしょう。
もうすぐ4歳になる兄のゆうちゃんと、なにかとぶつかって負けてはくやしがる。
負けます。
絶対に負けます。
どうしようもない。
くやしがるしかない。
で、くやしがる。
全身全霊でくやしがる。
たとえば、遊んでたおもちゃをゆうちゃんに取られる。
飛び上がってくやしがる。
身体を床にたたきつけんばかりにくやしがる。
地団太を踏んで手を振り回してくやしがる。
見事なパフォーマンスである。
くやしさを完全に表現しきってる。
見ている私もあきらくんと完全に一体となってくやしい!
つらい!
悲しい!
で、すこしうれしい。
うれしいというか、まあ、感動する。
完全に純粋にまじりけなしのくやしさのカタマリとなったあきらくんの姿に感動、コーコツとなる。
いつまでも見ていたい気がする。
サド、マゾ、ナル、三種混合的快感である。
不思議である。