若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

幼稚園運動会

今日は、私が、地元のゆうちゃんの幼稚園の運動会に出て、家内が神戸のはなちゃんことちゃんの運動会に行く予定でした。

ところが、ゆうちゃんの運動会がグランド不良のため明日に延期になって、急きょ二人で神戸に行ってきました。

某女子大付属の幼稚園で、会場は大学のグランドでした。
門からかなり急な、かなり長い階段をのぼりました。

お手伝いの女子大生がずらりと並んで、「おはようございます!」と元気よく声をかけてくれます。
えっちらおっちらのぼって、居並ぶ女子大生に、「エスカレーターがほしい」と言ったら、「私たちもほしいんです!」。

「若いもんが何を言うか!」と一喝しようと思ったけど息が切れてできませんでした。

年少組のことちゃんは、パパとともに出演、というか、年少組は、動くのはパパ、ママで、子供は抱っこされてるだけでした。

はなちゃんたちは竹馬に乗って色々妙技を披露してくれました。

本日のメインイベントは、年長組によるクラス対抗リレー。

はなちゃんは、バラ組の第一走者として登場!

すらりと背の高いはなちゃんがスタートラインに立って、バトンを持って身構えた姿は、ピシッと決まってかっこよかったです。

かっこいいのはそこまでと予期はしておりましたが、予期をはるかに上回り、号砲一発飛び出した直後からかなりの遅れを取り、走るにつれてどんどん差が広がるんですが、あわてずさわがず、はなちゃんらしい優雅な落ち着いた走りをキープ、前を走る子たちの背中を、「あわれなる衆生よ、走りたくば走るがよい」と見守るまなざしは6歳にしてまさに菩薩、あまりの優雅さに業を煮やした先生が、「はなちゃ〜ん!走れ!もっと速く走れ!」と叫ぶ声を、縁なき衆生は度し難し、どこ吹く風と聞き流し、ほほえみをうかべて「ごくろうさま」と言わんばかりに軽く会釈したので先生はひっくりかえってしまった。

なんと言ってもクラス対抗リレーは運動会の華。
パパママジジババこどもたちの声援もかなりのもんですが、お手伝いの女子大生たちの盛り上がりがすさまじい。

誰かがバトンを落としたら、いっせいに「きゃ〜っ!」と言う悲鳴、誰かが抜きそうになったら、「キャーキャーワーワー!」とんでもない騒ぎでした。

100人近い女子大生の絶叫に元気をもらいましたが、やはりつかれました。