「汝 比較するなかれ」
これは、鹿之助の十戒の第一です。
自分は自分、人は人。
ましてや、子供をよその子供と比較するとか、孫をよその孫と比較するなんて、ペケですよ。
今日は家内と神戸に行ってきました。
自治会と自治連合会の仕事をするようになって、神戸に行かなくなりました。
去年まで、月に二、三回は、はなちゃん、ことちゃんに会いに行ってたのが、年に二、三回になってしまった。
今日がはなちゃんのピアノの発表会という連絡はあったけど、きのうの夜も自治会の班長会だったし、どうしようかなと思ってました。
思い切って、というほどじゃないけど、行ってきました。
こういう時に気をつけなければならないのが、他の子と比較するということです。
他の子と見比べて、自分の孫の方が可愛いとか、賢そうに見えるとか、服が似合ってるとか、ピアノが上手とか、指使いがきれいだとか、曲に対する理解が深いとか、歌心があるとか、そういうことをいちいち比較しなさんなと言いたい。
一個の人間の尊厳ということが頭にあれば、軽々しく他と比べるということなどできないはずである。
今日の発表会、はなちゃんが演奏する姿を見ても、他の子と比べることなどしませんでした。
比べ物にならないんです。
はなちゃんのかわいさ、賢そうな様子、おしゃれで上品な服が似合ってるのは言うまでもなく、ピアノはうまいし、指使いなど見ててほれぼれするし、音楽的理解、感性、比べ物になりません。
私も人の子、どうかすると、はなちゃんと他の子供を比べたくなるんです。
でも、比べ物にならない。
よかったよかった。
他の子と比べたい!という誘惑を振り切って、「汝、比較するなかれ」という私の主義を貫くことができました。
ありがとう、はなちゃん。