若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

熱く語る

チャイムが鳴って、出ると、私よりいくつか上と思える男性で、「公民館の文化祭の案内です」と紙袋を手渡されました。

「連合会長さん、お手数ですが各自治会での回覧お願いします」とのことです。

本館の館長さんかなと思って応対してました。

文化祭の話はすぐすんで、現在、問題になっている火葬場の話になった。
火葬場に関する市民の関心が低いと嘆き、市長の対応を批判し、火葬場建設のこれまでの経緯と、今後の展望についてを地域の皆様にご説明したいと熱く語る。

エンエンと語る。

なぜ、公民館の文化祭の話から、とつぜん火葬場の話になるのか?

この人はいったい何者なのか?

「失礼ですが、あなたは・・・?」

「あ、どうも失礼しました」と名刺を渡された。

名前だけ書いてある。

「どういうお立場なんでしょうか?」

「名刺の裏を見ていただけますか」

裏を見た。
なにも書いてない。

「あ、どうも失礼しました。こっちです」

別の名刺を渡されて、裏返すといろいろ書いてある。
いろいろ書いてあるけど、趣味の会の副会長とか、火葬場とは関係なさそうである。

いつまでも熱く語りたそうだったけど、わけがわからんので、適当に打ち切りました。

あとで、自治会の役員さんに聞いたら、その人は前回の選挙で落選した前市会議員さんでした。

熱く語るはずです。

来年選挙ですから。

公民館の文化祭のチラシ配りの役を買って出たんですね。
ご苦労様ではあるが、あまりいい印象は持てなかったのは気の毒である。