床の間に大きな鏡餅を飾っていたことがありましたね。
作り物のイセエビを乗せて。
最近は、「ご家庭用」という感じの小ぶりの鏡餅です。
大きいのは「営業用」という気がしますが、昔ながらの大きいのを飾ってるおたくもあるんでしょうか。
きのう家にいたら電話がかかった。
自治会の、公民館分館担当の方からで、公民館分館に電話してほしいとのことであった。
私は分館長です。
何事かと思って電話したら、近隣自治会のAさんが出た。
私より少し若い男性Aさんは、有名な爆弾男です。
いろんなことに熱心な方なんですが、いわゆる「切れやすい人」みたい。
私には普通なんですが、分館で、よく爆発的に怒鳴り散らしてるらしい。
まあ、「正しいこと」を言っておられるようですが、ふつうに言わないで爆発するみたいです。
そのAさんが出たので、ビビりました。
私が名乗ると、Aさんは、「いやあ、分館長直々にお電話いただくとは光栄の至りです」と言った。
うっ!
なにそれ?
警戒するじゃありませんか。
「鏡餅なんですがね・・・」
か、か、鏡餅?
分館の調理台の奥に、カビだらけの小さな鏡餅が放置されているから処分してほしいということでした。
Aさんとちがって温厚な私は、「鏡餅くらい自分で処分しろ!」とは言わずに、「はい!すぐ処分いたします」と答えたのであったが、Aさんが、ほんとに光栄と思ってたのかどうか知りたいのであった。