美術予備校は夏休みです。
うれしいです。
美術予備校の夏休みがうれしいというのはヘンだと思います。
好きで通ってるのに。
宿題も試験もないのに。
夏休みがうれしいのならやめたらいい。
やめたくはないけど、夏休みはうれしい。
いいじゃないか、人間だもの。
で、フェルメールの模写は進みません。
家で勝手に描いたりしない。
模写は、先生の指示通りに描き進める。
なぜフェルメールかというと、このところ、ベッリーニの「ベネチア総督レオナルド・ロレダン像」、ファンデルウエイデン「若い女性の像」と、しんどい模写が続いたんで、ちょっと息抜き。
息抜きにフェルメール?!
え〜かげんにせ〜よ。
すんません。
ツヴェタン・トドロフという人の、『日常礼賛』という本を読んでます。
17世紀のオランダ絵画について書かれて本です。
当然フェルメールが出てきます。
フェルメールは、パン屋さんに支払いが滞って、絵で払ったそうです。
フェルメールが死んだ後も、そのパン屋さんに借金が残っていて、未亡人は絵を二枚渡して清算したそうです。
う〜ん・・・フェルメールって、そんなに苦しい人だったとは知りませんでした。
よほど安かったんですね。
さて、自主制作は夏休みなし。
ピアノの発表会でおめかしをしたはなちゃんを描きはじめました。
バックに、ステージのカーテンを描こうと思ったけど、難しそうなのでやめ。