美術予備校で、フェルメールの「ギターを持つ女性」を模写してます。
額縁を描くのに4日かかって、もうこれでいいだろうと思ったら、先生が、「今で60点というところですね。せめて80点まで持って行きましょう」と言われた。
しかたなくがんばりました。
二日がんばって、もういいだろうと思ったら、先生が、「う〜ん、もうひとがんばりしてみますか」と言われたんですが、「え!まだやるんか?」という私の気持ちが顔に出たようで、「まあ、額の部分はいったんこれで置いて、腕にかかりましょうか」ということになりました。
思ったことがすぐ顔に出るのが未熟であると反省しました。
で、今日は左右のウデを仕上げるんだなと思ってたら、「今日は向かって左の腕の下塗りまでやってみましょう」と言われてカックンとなった。
カックンとなったんですが、やってみたら、大変であった。
今年中の完成はムリですね。
誰だったか忘れましたが、「模写しないと絵を見たことにならない」と言った画家がいますが、私には完全に当てはまります。
ふつうの人間は、見てるようで見てないし聞いてるようで聞いてないし読んでるようで読んでない。
いつも模写するような気合で見てたら疲れるから、ふだんはボーっと見てるだけでいいというか、まあしかたないと思います。