若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

『ギャングオブニューヨーク』『ジャンヌダルク』『ブルーサンダー』

録画してあった映画ですが、この3作品に共通してるのは、題名がカタカナばっかりということと、私が10分ほどで見るのをやめたということです。

なぜ10分ほどで見るのをやめてしまうかというと、一つはカネを払ってないということですね。

あと、どんな映画かぜんぜん知らずに見るので、「あとでこうなる」「あとで出てくる」という期待を持ってないからでしょう。

『ギャングオブニューヨーク』は、ニューヨークのギャングの話だろうと思って見始めたんですが、ネアンデルタール人みたいなおっさんが出てきた。

かみそりでひげをそるのでネアンデルタール人ではなさそうだと思ったけど、地下の洞窟みたいなところに同じようなおっさんがマサカリなんか持ってうじゃうじゃうごめいてる。

う~ん、中世が舞台のファンタジーなのかと思ったけど、「10ドル」とか言ってるので現代かなと悩んでたら、おっさんたちが「闘いだ!」とか叫んで地上に飛び出すと、建物から見てどうも100年ほど前のニューヨークという設定みたい。

そこに、やはりネアンデルタール人か中世人みたいなマサカリを持った「敵」のおっさんたちが登場してどなりあう。

いったいどうなってるのかと思ってたら「闘い」が始まって、敵か味方か知らんけどマサカリで殺し合いになったのでそこでやめました。

なんですかこれは?

ジャンヌダルク』は、かわいい女の子が出てきたと思ったらイギリス兵がその子のお姉さんを刀で刺し殺した上・・・というとこで見るのをやめました。

映画館の大画面でなくてよかったと思いました。

ブルーサンダー』は、アメリカのどこかの警察のヘリコプター部隊の話です。

ひとくせありそうなベテランパイロットとお気楽な新人というよくあるパターンの二人がコンビを組んで夜の街に飛び立つ。

次々に犯罪現場を見つけるので感心してたら新人が、「あ、10時半ですよ!」と言ってベテランがにやっと笑って「じゃあ行こうか」と言うんです。

日課になってるようなんですが、行先はある女優の家です。

その家に住む女優が毎晩10時半になると裸で体操をするので、それを見物に行くんです。

で、その夜も女優が現われて裸で体操をするのを新人が望遠鏡で滞空見物するところで見るのをやめました。

女優が裸で体操するのを望遠鏡で見るのはいい。

い、いや、よくない。

よくないけど、ヘリコプターでっせ。

住宅地でっせ。

「ヘリコプター」「夜の住宅地」「低空滞空」、こういう組み合わせって成り立つんですか。

「警察パトロール」「裸見物」、こういう組み合わせって成り立つんですか。

3作品、各10分見ただけで言うのもなんですが、映画ってほんとにお粗末なもんですねえ。