きのうの朝、「ゴ~」という飛行機の音に気付きました。
「お、これはボーイング777!」と思うほどの旅客機通ではありませんが、旅客機であることはわかる。
しばらくするとまた聞こえた。
しばらくするとまた。
なんかヘンだなと思いました。
東大阪市から奈良に移り住んで大きく変わったのは、旅客機感です。
東大阪市は伊丹空港に降りる旅客機の通路に当たるので、旅客機が大きく見えました。
50年ほど前ですが、横浜から来た従妹が、「飛行機が大きく見えるね~!」と感激してました。
仕事でよく伊丹に行くことがあったんですが、高速道路を走ってると着陸寸前の旅客機が高速道路めがけて突っ込んでくるような感じがしました。
奈良では飛行機雲を見るくらいです。
たまに自衛隊のヘリコプターが飛んでる。
で、きのうの朝「ゴ~」という音を何度も聞いてヘンだと思ったんです。
はは~ん、これは大阪で開催中の「G20」のために規制をしてるんじゃないか。
「交通規制」についてはいろいろ報道してるけど、「航空規制」もあるんじゃないか。
ネットで「航空規制」を調べました。
関係ないのもいろいろ出てきましたが、ありました。
ありましたが、見出しを読んで首をかしげました。
「航空局:G20大阪サミットに関する飛行規制:於大阪:6/27-7/1:公益社」
こ、こ、公益社???
葬儀会社がなんで?
散骨かな?
大阪上空で散骨なんかできるのかな?
見出しをクリックしたら謎が解けました。
ヘンなとこで切れてたんですね。
しかし、グライダーが大阪上空を飛ぶのかな。
謎が謎を呼ぶのであった。
で、たしかに「G20」のための飛行規制は出されていました。
会場上空の半径46キロ以内は飛行禁止だそうですので注意しましょう。
それで旅客機も航路を変更して、奈良でも「ゴ~」と聞こえるんだと思います。
あと、ニュースで「G20大阪トラック」とか言ってましたが、これもヘン。
誰だって、「大阪のガラの悪いトラック」と思うんじゃないでしょうか。
せっかく大阪でやるんだから「大阪トラック」でいきましょうと安倍さんが提案してトランプさんが乗り気になって、習近平さんに向かって、「おまえはあほか!なめとったらあかんで!」、習近平さんも負けずに「おっさんぼけとんのか!」と言い返すというような話じゃないようですが、「大阪トラック」は語呂が悪いというかおさまりが悪いというか、なんかヘン。
「大阪トラック」で、田辺聖子さんが紹介してた川柳を思い出しました。
「典型的な和泉ナンバーのあほが行く」
今はどうか知りませんが、自動車のナンバーで「大(大阪)」のほかに「和泉」というのがあったんですね。
「泉州岸和田」というとどういうわけかガラの悪いので有名でして、そんな川柳ができ、地元の人以外にはアハハと受け入れられたんですね。
なんの話か。
G20飛行規制でした。