NHK教育テレビ『日曜美術館』で「魔性の女サロメ」を再放送してました。
「魔性の女」って誰やねん、見たことない、と思います。
映画でもよく「魔性の女」が出ます。
役の名前じゃないですよ。
「魔性の女・・・山本富士子」というんじゃない。
「魔性の女」が出る映画もいろいろ見ましたが、私に言わせれば「魔性の女」というのは「目つきの悪い女」です。
「目つきの悪い女」とか「半白眼の女」と言った方がわかりやすい。
「魔性の女」は男をたぶらかすんですが、ただのおじさんをたぶらかしても「魔性の女」じゃないと思います。
権力財産地位名誉のすべてかどれかを手中に収めた男をたぶらかしてこそ「魔性の女」である。
「魔性の女検定」があれば、それが第一条件だと思います。
さて、『日曜美術館』、さあこい!魔性の女!と身構える私の目の前に現れたのはいつもの司会者コンビであった。
身構えて損した。
このお二人の名前をおぼえられない。
『日曜美術館』の司会といえば石沢典夫アナウンサーです。
私は、この人を見ておしゃれに目覚めてまねしてアスコットタイを買った。
あのアスコットタイどこに行ったかな。
名前をおぼえられないといえば『テレビ体操』のお姉さんたちの名前もおぼえられなくなった。
11年前、『テレビ体操』を始めたころはメンバーが変わってもすぐおぼえられた。
今は、名前と顔が一致するのは五日市裕子さんだけです。
彼女がメンバーに加わった2011年ごろまでおぼえられたということです。
さて、魔性の女五日市裕子じゃなかったサロメです。
いろんな画家が描いた「サロメ」が紹介されましたが、こういう絵を描く人ってアタマがおかしいんじゃないかと思って見るのをやめました。