最近、パソコンの調子がちょっとおかしかったので点検に来てもらいました。
60歳前後と思える男性が来て、いろいろ見てくれました。
「現在こういう設定にされてるんですね」と言われても、「そうなんですか」と答えるしかない。
てきぱきと点検は済みました。
その人が部屋に置いてあるアコースティックギターのケースを見て、「ギター弾かれるんですか?」と聞いたので、まあ業務終了のテキトーなあいさつだろうと思ってテキトーに答えたんですが、テキトーなあいさつじゃなかった。
次々に質問する。
「クラッシックですかフォークですか?」
「え?エレキギター?フェンダーですかギブソンですか?(ギターメーカーの名前です)」
「ギブソンですか。レスポールですかES335ですか?(ギブソン社製のギターの名前です)」
パソコンの点検に来た頭の禿げあがった男性とエレキギターで話が弾むことになろうとは思いませんでした。
男性は、「レスポールの太い音もいいですが、年を取るとフェンダーのストラトキャスターやテレキャスターの枯れた音やシャキッとした音がいいです。それにレスポールは重すぎます」とパソコン点検とは打って変わっていきいきとしゃべりまくりました。
「エレキギターのことならいくらでも話してたいんですが次の予定があるので」と名残惜しそうに領収書を書いてました。
エレキギターを手放して8年目、ひさしぶりのエレキギター談義でした。