「緑陰」というのはいい感じの言葉です。
今日は乗馬でした。
このくそ暑いのに馬に乗るのか。
走ってる間は暑さを忘れる感じですし、この時期、3時ごろから馬場が山の陰になるんです。
緑陰です。
緑陰馬場。
ありがたいです。
今日、緑陰馬場を駆け巡った。
めでたしめでたし、とはならない。
私が乗ってる馬がレッスン内容を察知して、「こう走ればいいんでしょ」というような感じで走ってるような気がする。
それでは満足できない。
以前は、とにかく走ってくれればよかったんですが、だんだん私がぜいたくになってきて、「勝手に走るな!オレの指示で走れ!」と思うようになってきたんです。
まあ、馬だってある程度頭が良ければ、そしてある程度長くやってれば、「ああ、このレッスンはアレだな」くらいの見当は付きますよね。
「みなまで言うな、おまかせください」という感じで走るのもしかたない。
しかたないけど、私にしてみれば、「まだ指示出しとらんやろ!」となる。
馬が自主的に走り出すのを止めるから、馬とけんかになる。
馬とけんかしたらダメです。
馬がふくれたら大変ですよ。
動かなくなる。
だから今日はお馬さんの好きなように走ってもらいました。
緑陰をさっそうと駆け巡ったのにすっきりしないのはそういうわけなんです。
馬はむずかしい、というか、私がむずかしいのか。