小学校の会議に地域代表として出席しました。
私が地域を代表してると言えるのか疑問ですが、そういうことを言い出すと地域の各種会議は成り立たないので、そこは目をつぶってください。
私みたいな「地域代表」6人と、PTA関係が4人と校長さんと教頭さんが出席。
文部省主導の会議で、趣旨はよろしいと思います。
会議の終わりに、「地域代表」の一人が、「今日の会議、よくわからんのですが、いったい私たちは何をしたらいいんですか」と校長さんに迫りましたが、そういうことを言い出すと・・・以下同文。
私なんか、孫のゆうちゃんが通ってる学校だから、まあやりがいと言うか出席しがいもあるというもんです。
ゆうちゃんのママも去年に引き続きPTAの副会長です。
今日の会議には出席してません。
会議が済んでから、PTA会長にあいさつしようと席に行ったら、会長とPTA役員の女性が立ち上がって、むこうから「娘さんにはいつもお世話になってます」と言いました。
「そうでしょうな。ウチの娘にあんまり世話を焼かせるなよ」とハラで思っても口には出さず、心にもなく「こちらこそお世話になってます」と頭を下げておいた。
親の口から言うのもなんですが、ウチの娘は人様のお世話になるような人間じゃないんです。
人様のお世話をする方です。
頼りになりまっせ。
何年か前、娘が自治会役員をした時も、役員の高齢男性たちが口々に「おたくの娘さん、しっかりしとるなあ!」と感心してました。
その時も私は、「そうでしょうそうでしょう」とハラで思っても口には出さず「えへへ」と笑ってごまかした。
我ながら奥ゆかしいと思います。
で、今日もPTA会長に「こちらこそお世話になってます」と心にもないことを言ってから、「ウチの娘は私に似て内気で・・・」と言ったら、会長の隣の役員女性が目を丸くして「えっ!?」と短く叫んだ。
それには構わず、「私に似て内気で、口数も少なくて・・・」と言ったら、彼女は一層目を丸くして、「えっ!?えっ!?」と短く2度叫んだ。
それには構わず、「口数も少なくて、言いたいことの半分も言えない性格なんで・・・」と言ったら、彼女はますます目を丸くしてのけぞって、「えっ!?えっ!?えっ!?」と短く3度叫んだ。
会長の複雑なニヤニヤ笑いにウチの娘の活躍ぶりがしのばれ、しみじみしたのであった。
しみじみしながら運動場を歩いてたら、「おじいちゃん!」と声がしたので見たらゆうちゃんでした。
ゆうちゃんの笑顔を見て、今後も地域代表役員として頑張るぞと心に誓ったのであった。