自治会の仕事をしてると、いろんな講演を聞くというか、聞かされる。
もちろん、「自治会」関係です。
先日の講演では、ある大学の先生が、奈良市が危機的状況だと力説した。
現在、65歳以上の人口が28%で、2040年には40%になる。
「お先真っ暗です!」
そーですか。
ウチの自治会、65歳以上が現在40%ですけど。
ウチは、お先真っ暗じゃなくて、今真っ暗なんですね。
きのうは、連合会の29年度役員の顔合わせ。
各自治会の新会長、副会長が集まった。
私が一番若いかな。
私は、会長はやめますが、役員としてもう一年お手伝いします。
自己紹介の時、自治会役員3年目になりますと言ったら、それはすごい、尊敬します!と言ってくれると思ったのに誰も言ってくれなかった。
新会長さんたちは、「くじ引きで負けました」「押し付け合いに負けました」「逃げ切れませんでした」という人ばかりでした。
みなさんたいへんオーソドックスでノーマルな選出のされ方です。
地域社会のために決然として立ち上がったというようなヘンな人がいなくてよかった。
29年度連合会長の82歳の男性が、「若草さん、現役時代は毎朝バス停でごいっしょでしたね」と言われたのでびっくりしました。
私は、他人の顔を覚える方なんですが、この方の顔はぜんぜん記憶がない。
バス停で顔なじみだった人は何人かいますが、この方には見覚えなし。
向こうが知っててこっちが知らないって、負けたという感じですね。