高齢化社会です。
ウチの自治会は、その点ですすんでます。
50年前に開かれた住宅地ですから、第一世代は、80代から90代。
元気な方が多いです。
今日の防犯パトロール、長老のAさんは、今月めでたく98歳になられました。
耳は少し遠いけど、立派なもんです。
このあたりの老人会も、高齢化で困ってる。
老人会の高齢化って当たり前のようですが、役員のなり手がないそうです。
自治会といっしょですね。
このあたりの各自治会、いま来年度会長選びで大変です。
「難航してます」
「もめてます」
「険悪な雰囲気です」
「けんか腰です」
ウチみたいにすんなり決まるのは奇跡的です。
ラッキーです。
各自治会会長でもめるのだから、連合会長となると、各自治会が捧げる人身御供という感じです。
いまみたいに、各自治会の会長、副会長から連合会長を選ぶのは無理がある。
過去の自治会長経験者から選んではどうかと、連合役員会で提案したら、みなさん大賛成です。
いますぐは自分に関係ないから。
今日のパトロールで、わが自治会のドン、この十年で五回会長を務めた80歳のBさんにその話をした。
「いや〜、経験者いうても、80過ぎたらもうあきませんで」
「でも、80過ぎてもお元気な方はお元気ですよね」
「そらまあそうやけど」
「そういう方にお願いしようと思うんです」
「どんな基準で選ぶかが問題やね」
「まあ、80過ぎてもゴルフを楽しんだり、スポーツクラブに通ってる人なんか最適じゃないですか」
「あかんあかん!それはあかん!」
ゴルフを楽しみ、スポーツクラブに通ってるBさんは、顔を真っ赤にして、「あかんあかん!」と叫び続けた。