罪をなすりつけるというのは、かわいいもんだと思います。
3歳児あきらくんが、いとこである2歳児しょうちゃんに罪をなすりつけるんですな。
おもちゃがこわれてる。
私が、「だれがこわしたの?」と聞くと、あきらくんはすました顔で、「しょうちゃん」と答えます。
「落書きしたのだれ?」
「しょうちゃん」
「こぼしたのだれ?」
「しょうちゃん」
なんでも「しょうちゃん」とにかく「しょうちゃん」です。
しょうちゃんは、まだあまり言葉が出ない。
濡れ衣を着せられても反論できない。
それをいいことに、というわけでもないと思いますが、とりあえず「しょうちゃん」。
なんでもしょうちゃんのせいにしておけば世界は平和、世の中丸くおさまると思ってるみたい。
そんなあきらくん、陰険邪悪というよりかしこくてかわいいと思います。
きのう、ウチにあきらくんが来て、そのあと、しょうちゃんが妹の生後一ヶ月のみーちゃんとやってきました。
いとこどうしですが、みーちゃんは、まだいとこのうちに入らない気もします。
兄のゆうちゃんの陰で一生下積みかと思われたあきらくんですが、最近はしょうちゃんにたいして兄貴風を吹かせてます。
おもちゃをゆずってやったり、太っ腹なとこを見せてます。
あきらくんとしょうちゃん、二人で遊ぶとこまで行きません。
二人別々に、お尻を向けて遊んでる。
しかし、一人で遊んでるのとはぜんぜんちがう。
二人とも、まだ「ママ期」です。
しょうちゃんは、「完全ママ期」。
ママの姿が見えないと、「ママママ!」と大変です。
それが、あきらくんといっしょだと、落ち着いて遊んでる。
お尻を向けてなんですが、落ち着いて遊んでる。
あらゆる罪をなすりつけられてるとも知らずにお尻を向けて遊んでる。
これはやっぱり二人で遊んでるというべきなんですかね。