若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

『恋は雨上がりのように』

M君と上六の「丸福珈琲」で会いました。

かつての飲み友達で、私が飲めなくなってからは茶飲み友達です。

飲み友達時代は鶴橋の「魚佐」、今は一駅先の上六の「丸福」、似たような感じです。

4月にバイクの事故で肩を骨折したというのでびっくりしました。

ヘアピンカーブを路面すれすれに体を倒して走り抜けようとして激しく転倒、骨折したというなら勲章ものですが、交差点で止まって左右をチェックしようとしたんだけど足をつきそこなってどたんとこけただけで骨折したというのでうれしくなった。

「それって、バイクの事故というより、単なる老化、骨粗しょう症じゃないの」と言ったら、「まあ、そうかも」とがっくり肩を落とそうとしたけど、骨折したほうの肩がうまく落ちなくてヘンな格好になったのでよけいうれしくなった。

M君とは、昔はLPレコードを交換してたんですが、CDになり、今はDVDを交換してます。

私は、面白くなかったDVDを彼に見せるので、彼が面白くなかったと言っても納得ですが、彼は自分が面白いと思ったのを持ってきて、私が面白くないというのは納得できないと思う。

彼が大量の漫画を持ってきたので驚いた。

恋は雨上がりのように』10冊。

さっそく読みました。

いきなり13頭身くらいの女子高生が出てきたのでほとんど読む気をなくしました。

そのかっこいい女子高生が、バイト先のファミリーレストランの、さえない45歳の店長に激しく片思いというので完全に読む気をなくしたけど、飛ばし読みしました。

DVDは早送り、本は飛ばし読み。

どこかでポンと変わるのかと思ったけど、そのままみたいです。

こういうのを読んでるから肩の骨を折るんですよ。

前に似た感じの漫画があったなあと思った。

やはり飲み友達だったT君が貸してくれた『黄昏流星群』です。

こっちは、さえない中年サラリーマンの不倫の話だったと思います。

「さえない中年」といわれてハッとする人が多いんでしょうかね。

恋は雨上がりのように』はどういう読者を考えてるんでしょうか。

さえない中年が対象なら週刊誌連載かな。

女子高生対象なら『女学生の友』連載?

いや、はなちゃんは小学3年生で『プリキュア』を卒業したと言ってたから、小学高学年女子が対象かもしれない。

『小学5年生』連載?

今度会ったら、なぜこんな漫画を10冊も持たせたのか、M君を激しく問い詰めたい。