2005年のアメリカ映画をテレビで見てたんですが40分でやめました。
40分でやめて言うのもなんですが、この映画は見てはいけない。
見てはいけないと言うのが言い過ぎなら、見ない方がいい。
見ない方がいいと言うのが言い過ぎなら時間を無駄に使いたいなら見たらいいと思います。
私が見た40分のうち2、3分は無駄ではなかった。
主役の女優さんがボードビリアンとして舞台に出演してる場面です。
アメリカのそういう舞台の動きの楽しさが見られます。
その2、3分以外はなんにもいいとこないです。
いいとこなしの40分がだらだら過ぎてもキング・コングのキの字も出ない。
始まってすぐ「ど~も!キング・コングで~す!」と登場してほしいというのじゃありません。
じらすのはいい。
うまくじらせてほしい。
ハラハラさせようとしてるのは丸見えで気の毒なんですがハラハラしないので二重に気の毒です。
出航直前の船室で小切手を書いて、何度も書きまちがって、書きなおしてるうちに船が出てしまったので、小切手をもらって船を降りようとしてた男が降りられませんでした、というシーンは、まさかそんなことにはならないよねと思って見てたらそんなことになったのでかっくんとなりました。
最近映画を見てかっくんとなることが多いんですが、トシのせいかもしれません。
若いころは映画をみてかっくんとなることはなかったです。
アートシアターで「芸術映画」を見て「わけわから~ん!」と思ったことはあるけどそれでもかっくんとはならなかった。
若いころよりかしこくなったと言いたいとこですが、短気で傲慢になっただけかもしれない。
あんまりかっくんが続くのでちょっと考えてしまいます。