若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

『2001年宇宙の旅』

テレビで『2001年宇宙の旅』を見ました。

50年前の映画なんですねえ。
昔映画館で見て、映像が美しかったことと、どうやって撮影したんだろうと不思議に思ったことをおぼえてます。

かなり印象に残る映画だったんですが、今回見て、中身をぜんぜんおぼえてなかったのでかっくんとなりました。

はじめの方の、「人類の目覚め」みたいなとこはおぼえてました。
次の、宇宙船が出てくるとこで、映像に驚いたのもおぼえてました。

ところが、そこから始まる「本編」をぜんぜんまったくちっともおぼえてなかった。

この映画の中心である「コンピューターの反乱」をおぼえてないんだから、映画館で寝てたとしか思えません。

たぶん、見た当時、「コンピューターの反乱」とか「人工知能」とかが私の頭になかったんでしょう。
SF小説はかなり読んでましたが、そういう分野に縁がなかったのかもしれない。

美しい場面にちょっと時間をかけすぎと思いましたが、見せたくなる気持ちもわかります。
今見ても古びてないと思いました。
50年ですからねえ、立派なもんです。

お話としては、ちょっと思わせぶりかなと思うとこもありますが、まあいいんじゃないでしょうか。

テレビではなくて、映画館で見た方がいいと思います。
まあ、映画は映画館で見るもんでしょうけど。