墓参りに行ってきました。
ウチの墓ですが、最初の墓は、昭和16年に祖父が亡くなったとき父が買いました。
大阪府の山の上にあって、当時最新式の「公園墓地」だったようです。
その最新式公園墓地も、私が小学生のころにはほったらかしのお墓がたくさんありました。
戦争があったということも大きかったんでしょうが、子供心に、「お墓って、すぐほったらかしになるんだなあ」としみじみしました。
その墓地には、ふもとからケーブルカーで行けたんですが、戦争中、「鉄の供出」ということで、ケーブルカーがなくなってしまったんです。
私が小学生何年生かまでは、歩いて登ってました。
しばらくしてケーブルカーは復活しましたが、ウチが奈良に引っ越したんで、便利なところがいいだろうと、また父が新しく墓地を買いました。
30年ほど前に開かれた最新式の広大な公園墓地です。
あまりに広大すぎて、いつ行っても迷います。
高齢化が進む日本ですが、ここはだいじょうぶ。
高齢化とか過疎化とか介護とかの問題のない地域です。
今のところ、まあ安定してます。
しかし変化はあります。
「イングリッシュガーデン」とかいう区域ができました。
見たことないけど、イングリッシュな墓地なんだと思います。
「ペット霊園」もできました。
最近、「墓じまいサービス」も始まりました。
「樹木葬」もはじまりました。
どんなビジネスも昔みたいに「やってりゃいい」という気楽なもんじゃなくなりましたね。
ウチは神道です。
墓の形でわかるんですが、神道って1%くらいですかね。
家庭の事情で、墓を三つお守りしてます。
神道、仏教、キリスト教です。
すごいでしょ。