若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

逢坂山のさねかづら

目崎徳衛『百人一首の作者たち』を読んでます。

季節はずれ、ということはないですよ。
正月の百人一首で、二年生のはなちゃんに歯が立たなかったので、来年の闘いにそなえて読んでるんです。

はなちゃんは、作者のこともよく知ってて、「藤原さんが多いね」てなことを言うもんで、こっちも作者からお勉強しようというわけです。

このころの天皇って、藤原さんの言うままですね。
気の毒というより悲惨である。

早死にも多い。

悲惨で気の毒で早死にも多いけど、子供の数も多いですな〜。
子供一桁はまれだそうです。

早死にが多くて子供の数が多いとどうなるか。
誰が誰の子で誰が誰の跡を継いだのかややこしくてわからん。
系図というよりあみだくじという感じですな。
誰にあたるかわからんという感じで、ハラハラドキドキだったんじゃないでしょうか。

さて、作者のことを勉強したら歌を声に出して読んでみる。

朗々と節をつけて読む。

「♪ひさかたの〜〜〜、光のどけき春の日に〜〜〜、しづこころなく花の散るらむ〜〜〜」

こないだ、年少さんのあきらくんが来てる時に、朗々と節をつけて読んでたら、まねをする。

朗々と節をつけてまねをする。

まねをするだけでなくて、自分で遊んでる時も、朗々と節をつけて独り言を言う。

「♪観覧車〜〜くるくる回る〜〜・・・」
「♪新幹線〜〜間もなく発車〜〜」

おもしろいです。

おもしろいので、こっちも調子に乗って次々と読んでました。

「♪名にしおわば〜〜、逢坂山のさねかづら〜〜〜、人に知られでくるよしもがな〜〜〜」

すると、あきらくんが、

「♪名にしおわば〜〜、逢坂山でうんこしたらあかん〜〜〜」

逢坂山でうんことは、4歳児ならではの発想で、三条右大臣もびっくりですね。