新聞などを読んでいて、読み間違えることがある。
このところ増えていると思う。
目が悪くなってるからでしょう。
脳も衰えてきてるからでしょう。
年をとって、身体が衰えるのはわかりやすいけど、脳が衰えるのはわかりにくい。
耳が遠くなってるのに気づいた。
たぶん、だいぶ前からなんでしょうが、特に困ることがないので気づくのが遅れたのだと思う。
以前から、娘達がテレビを見るとき、随分音を小さくしてるなと思っていた。
私たちに気兼ねして、小さくしてるのだろう。
親に気兼ねするとは、良い心がけだ。
それにしても小さすぎる。
ほとんど聞こえない。
なんと、気兼ねして小さくしてるのではなく、それで充分聞こえるのであった。
それほど耳が遠くなってたのかと、さびしくなった。
目も悪くなってるのだろうが、今のところ気づかずにすんでる。
十数年前、得意先の社長達の多くが、六十代後半という時期があった。
皆さん、運転するのが怖くなったと言っていた。
幅の感覚が狂ってくると言うのだ。
走りなれた道なのに、ガードレールにこすったりするようになる。
話を聞いて、運転も70までかなと思った。
車をぶつけることを思えば読み間違いなど、たいしたことではない。
ばかばかしい間違いが多いので、いちいちおぼえてない。
今朝、朝刊を読んでいた。
読者投書欄の見出しを拾い読みしてたら、ヘンなのがあった。
「渡辺支援のための寄付税制充実を」
渡辺?
誰やねん?
と思ったら、「底辺支援のため・・・」だった。
ばかばかしい!
はなちゃんを連れて小児科へ行った。
もらった薬の袋に、「のみぐすり」と書いてあるのはよろしい。
「がいようやく」は、ダメだと思う。
平仮名で書いたってしかたないでしょう。
「ぬりぐすり」とか「はりぐすり」とかにすべきだと思います。
こういうことを考えるのは、頭がそれほど衰えてないからだと思うのであるが、どんなもんでしょう。