「首相!お久しぶりです!」
「どうもどうも。ごぶさたです。」
「最近のコロナ感染者の増加に・・・」
「あのね~、コロナコロナっていつまで言ってるんですか。いいかげんにしてくださいよ。これだから記者会見やる気がなくなるんですよ」
「しかし、国民の関心事は・・・」
「あのね~、国民の関心事もいいですけどね、私の関心事も気にしてくださいよ」
「総理の関心事ってなんですか?」
「習近平国家主席の日本訪問と東京オリンピックに決まってるでしょ!」
「それはもうすんだ話・・・」
「すんでません!去年から私がどれほど楽しみにしてたか、あなた、わかってるんですか!桜の咲くころ習近平国家主席を国賓としてお迎えして、『習ちゃん』『安倍ちゃん』とファーストネームで・・・」
「だからそれはファーストネームでは・・・」
「宮中晩さん会で天皇皇后両陛下、秋篠宮ご夫妻、真子様、佳子様、小室さん・・・」
「小室さんも呼ぶんですか!」
「小室さんばかりじゃありません。小室さんのお母さんも招待します」
「お母さんまで!」
「昭恵が呼んでほしいと言うんです。皆様ご存じの昭恵枠です。昭恵と小室さんのお母さんで習近平国家主席を接待します」
「だいじょうぶですか」
「私もちょっと心配なのでデビ夫人も招待します」
「デビ夫人を宮中晩さん会に!」
「デビ夫人ならどこに出しても恥ずかしいです」
「恥ずかしいんですか」
「あなたは恥ずかしくないんですか!昭恵、小室さんのお母さん、デビ夫人、三人に囲まれた習近平国家主席の困った顔が目に浮かびます」
「おもしろがってどうするんですか」
「それではまた来週!」