きのう乗馬から帰ったらゆうちゃん(中一)あきらくん(小四)が来てた。
ゆうちゃんの冬休みの宿題に百人一首をおぼえるのがあって、休み明けには百人一首大会があるのでその練習に来たんです。
そういえば現在中二のはなちゃんが百人一首をガンガンおぼえてたじたじとなったことがあったなあとこの日記で調べたらはなちゃん小一のことでした。
今はほとんど忘れてるそうですが。
で、私が帰るのを待って歌留多大会と思ったら、まず坊主めくりをしようという。
坊主めくりは数あるゲームの中で一番罪がない。
いや、罪がないこともないか。
昔、薬師寺の高田好胤さんが「坊主めくりはやめてほしい」と訴えてたことがある。
いずれにせよ運だけです。
記憶力もいらんし計算力判断力語学力集中力体力一般常識なんにもいらん。
その証拠に『坊主めくり必勝法』という本は見たことない。
で、四人で坊主めくりをしたんですがあきらくんが勝ったのでさあ百人一首と思ったらゆうちゃんが「もう一回」というのでまたやったらまたあきらくんが勝ってまたゆうちゃんが「もう一回」というのでまたやったらまたあきらくんが勝って怒涛の三連覇でおしまいと思ったらまたゆうちゃんが「もう一回」というのでまたやったら今度はおばあちゃんが勝って今度こそ百人一首と思ったんですがゆうちゃんはしつこく「もう一回」と自分が勝つまではやめないつもりみたいなのでまたやったらやっとゆうちゃんが勝ったのでさあほんとに今度こそ百人一首と思ったら今度はあきらくんが「もう一回」であきらくんが勝ったらゆうちゃんが「もう一回」、これは永遠に終われないと思ってるところへママが来て五人で最後の坊主めくりを始めたらあきらくんが「うんち」と言ってトイレに行ったんですがその間あきらくんのかわりにゆうちゃんが取って坊主めくりは代理人でもできるということが分かった。
ゆうちゃんもあきらくんも「もう一回」と言ったんですがママが「だめ!」と一喝おしまいになったのでじいちゃんばあちゃんが甘いということが分かった。
やっとこさで歌留多大会になった。
おばあちゃんが読み上げて私とゆうちゃんあきらくんが取る。
子どもの歌留多が激しい肉体競技であるということはウチの長女(ゆうちゃん、あきらくんのママ)と次女(はなちゃん、ことちゃんのママ)で経験済みです。
ゴツンゴツンと音が出る頭突きで始まり、どちらが先に札に手をつくかは問題ではなくて最後に奪い取った者の札になる。
心配してたんですがさすが男同士でそれをやると流血の争いになることがわかってるようで二人の叫び声のうるささと動きの速さと激しさを別にすると、私が取った札の何枚かをあきらくんがヤクザ顔負けの仁義なき闘い力づくで奪ったくらいでまあよかったんじゃないでしょうか。
誰が勝ったかしらん。
今日はしょうちゃん、みいちゃん兄妹がゆうちゃん、あきらくん宅で坊主めくりで盛り上がったようです。