今朝やっと秋らしい空気を感じました。
家内が「ブドウの絵をかけよう」と言いました。
30年ほど前に買った日本人画家の絵で我が家の食堂が定位置です。
私が描いた柿の絵ともう一枚洋ナシの絵があって、この果物三部作が交代で我が家の食堂を飾ってきました。
最近は絵のかわりに家内のアートフラワーの壁飾りをかけてました。
あきたかしてブドウの絵にしようと言いだした。
で、探しました。
絵の置き場は決まってます。
1階のクローゼット。
で、探しました。
ない。
上段中段下段右まん中左。
クローゼット内をタテヨコ十文字。
どこを探してもない。
どう探してもない。
何度探してもない。
そんなはずはない。
ここしかない。
しかし、ない。
ないはずはないけどないものはない。
ひょっとすると2階にかけてるかもしれないと思って2階を探したけどない。
やはり下のクローゼットだろうと探したけどない。
ひょっとするとひょっとして2階のクローゼットかと探したけどない。
家内は私がおろそかだから見つからないと言う。
たしかにおろそかなとこもあるのは認めます。
知的労働系に関しては緻密ですなんですけど肉体労働系はおろそかです。
で、すべての部屋を見回りすべてのクローゼットすべての押し入れすべての戸棚を開けまくったけどない。
どこかにあるはずだと階段を何度も上ったり下りたりしてたら家内が下から「そこにあるじゃない!」と言った。
2階の廊下にかかってた。
何度もこの前を通ったのに気づかなかった。
いつも見てるはずなのに気づかなかった。
おろそかというよりおろかと言った方がいいかもしれない。
おろかというよりあほばかまぬけと言った方がいいかもしれない。
なんと言われてもしかたないかもしれない。
先になんとでも言ってくださいと言った方がいいかもしれない。