きのういつも読んでる山梨の画家榎並和春さんの『あそびべのHARU:ここだけの日々』というブログを開いたら、タイトルが「今日の収穫」で、家庭菜園でとれた野菜の写真が出てた。
読み終わってから、フランスのfuskさんのブログ「光と影をおいかけて」を開いたら、タイトルが「今日の収穫?」で、やはりご自分で育てた野菜の写真が出てた。
お二人の収穫の上前をはねたような気がしてなんとなくうれしかった。
「セサミンよりいい加齢のための成分は見つかっていません」
一瞬、セサミンは加齢を促進するのか?と思ってしまった。
そんなことを言うたとめにチラシを配るわけないですね。
でも、この文章は書き替えた方がいいと思います。
「セサミンよりいい加齢に打ち勝つための成分は見つかっていません」
こう書きたいのはヤマヤマだけど、こう書けないんだと思います。
打ち勝つかどうかわからんから。
で、ヘンな文章になる。
実際のとこどうなのかとネットで調べたら、読売新聞の医療サイトで取り上げてました。
ゴマなどの成分「セサミン」がいろいろ効果があると言われているが、医学関係の研究論文を調べたら、ヒトに対する効果を調べた研究は極めて少数だし、それもたしかな科学的根拠となるような質の高い研究ではないとのことで、「今後に期待したい」とのことです。
最近、大阪大学教授の免疫学者宮坂昌之先生の本を読んだんですが、そのなかに「サプリメントは効くのか」という一節がありました。
そこを読んで、ふむふむ、先生は効かないと言いたいのだなと思ってたら、最後に先生は突如「私はサプリメントや健康食品が悪いと言っているのではありません」と言うんです。
これを、先生がきっぱりと言い切ったととるか、奥歯にものの挟まったような言い方だと思うか、むずかしいとこです。
先生は、日本国民がサプリメントや健康食品に使うカネは、一年で2兆円だと書いてます。
日本国の科学予算は2300億円だそうです。
新薬開発には巨額のカネがかかるが、それでも一件につき300億円から500億円ほどだと書いてます。
サプリメントに使うカネを研究費に回してくれたら新薬がどんどん開発できるのにと書いてます。
「私はサプリメントや健康食品が悪いと言っているのではありません」
こう、きっぱりと、奥歯にものの挟まったように言わざるを得ない先生の胸中察するに余りあるのであった。
録画してあった映画ですが、この3作品に共通してるのは、題名がカタカナばっかりということと、私が10分ほどで見るのをやめたということです。
なぜ10分ほどで見るのをやめてしまうかというと、一つはカネを払ってないということですね。
あと、どんな映画かぜんぜん知らずに見るので、「あとでこうなる」「あとで出てくる」という期待を持ってないからでしょう。
『ギャングオブニューヨーク』は、ニューヨークのギャングの話だろうと思って見始めたんですが、ネアンデルタール人みたいなおっさんが出てきた。
かみそりでひげをそるのでネアンデルタール人ではなさそうだと思ったけど、地下の洞窟みたいなところに同じようなおっさんがマサカリなんか持ってうじゃうじゃうごめいてる。
う~ん、中世が舞台のファンタジーなのかと思ったけど、「10ドル」とか言ってるので現代かなと悩んでたら、おっさんたちが「闘いだ!」とか叫んで地上に飛び出すと、建物から見てどうも100年ほど前のニューヨークという設定みたい。
そこに、やはりネアンデルタール人か中世人みたいなマサカリを持った「敵」のおっさんたちが登場してどなりあう。
いったいどうなってるのかと思ってたら「闘い」が始まって、敵か味方か知らんけどマサカリで殺し合いになったのでそこでやめました。
なんですかこれは?
『ジャンヌダルク』は、かわいい女の子が出てきたと思ったらイギリス兵がその子のお姉さんを刀で刺し殺した上・・・というとこで見るのをやめました。
映画館の大画面でなくてよかったと思いました。
『ブルーサンダー』は、アメリカのどこかの警察のヘリコプター部隊の話です。
ひとくせありそうなベテランパイロットとお気楽な新人というよくあるパターンの二人がコンビを組んで夜の街に飛び立つ。
次々に犯罪現場を見つけるので感心してたら新人が、「あ、10時半ですよ!」と言ってベテランがにやっと笑って「じゃあ行こうか」と言うんです。
日課になってるようなんですが、行先はある女優の家です。
その家に住む女優が毎晩10時半になると裸で体操をするので、それを見物に行くんです。
で、その夜も女優が現われて裸で体操をするのを新人が望遠鏡で滞空見物するところで見るのをやめました。
女優が裸で体操するのを望遠鏡で見るのはいい。
い、いや、よくない。
よくないけど、ヘリコプターでっせ。
住宅地でっせ。
「ヘリコプター」「夜の住宅地」「低空滞空」、こういう組み合わせって成り立つんですか。
「警察パトロール」「裸見物」、こういう組み合わせって成り立つんですか。
3作品、各10分見ただけで言うのもなんですが、映画ってほんとにお粗末なもんですねえ。
きのうの朝、「ゴ~」という飛行機の音に気付きました。
「お、これはボーイング777!」と思うほどの旅客機通ではありませんが、旅客機であることはわかる。
しばらくするとまた聞こえた。
しばらくするとまた。
なんかヘンだなと思いました。
東大阪市から奈良に移り住んで大きく変わったのは、旅客機感です。
東大阪市は伊丹空港に降りる旅客機の通路に当たるので、旅客機が大きく見えました。
50年ほど前ですが、横浜から来た従妹が、「飛行機が大きく見えるね~!」と感激してました。
仕事でよく伊丹に行くことがあったんですが、高速道路を走ってると着陸寸前の旅客機が高速道路めがけて突っ込んでくるような感じがしました。
奈良では飛行機雲を見るくらいです。
たまに自衛隊のヘリコプターが飛んでる。
で、きのうの朝「ゴ~」という音を何度も聞いてヘンだと思ったんです。
はは~ん、これは大阪で開催中の「G20」のために規制をしてるんじゃないか。
「交通規制」についてはいろいろ報道してるけど、「航空規制」もあるんじゃないか。
ネットで「航空規制」を調べました。
関係ないのもいろいろ出てきましたが、ありました。
ありましたが、見出しを読んで首をかしげました。
「航空局:G20大阪サミットに関する飛行規制:於大阪:6/27-7/1:公益社」
こ、こ、公益社???
葬儀会社がなんで?
散骨かな?
大阪上空で散骨なんかできるのかな?
見出しをクリックしたら謎が解けました。
ヘンなとこで切れてたんですね。
しかし、グライダーが大阪上空を飛ぶのかな。
謎が謎を呼ぶのであった。
で、たしかに「G20」のための飛行規制は出されていました。
会場上空の半径46キロ以内は飛行禁止だそうですので注意しましょう。
それで旅客機も航路を変更して、奈良でも「ゴ~」と聞こえるんだと思います。
あと、ニュースで「G20大阪トラック」とか言ってましたが、これもヘン。
誰だって、「大阪のガラの悪いトラック」と思うんじゃないでしょうか。
せっかく大阪でやるんだから「大阪トラック」でいきましょうと安倍さんが提案してトランプさんが乗り気になって、習近平さんに向かって、「おまえはあほか!なめとったらあかんで!」、習近平さんも負けずに「おっさんぼけとんのか!」と言い返すというような話じゃないようですが、「大阪トラック」は語呂が悪いというかおさまりが悪いというか、なんかヘン。
「大阪トラック」で、田辺聖子さんが紹介してた川柳を思い出しました。
「典型的な和泉ナンバーのあほが行く」
今はどうか知りませんが、自動車のナンバーで「大(大阪)」のほかに「和泉」というのがあったんですね。
「泉州岸和田」というとどういうわけかガラの悪いので有名でして、そんな川柳ができ、地元の人以外にはアハハと受け入れられたんですね。
なんの話か。
G20飛行規制でした。
家内の免許更新に行きました。
まず近所のスーパーで写真を撮りました。
ボックスに入った家内がごそごそ手間取ってるとは思いましたが、私も指導できる立場じゃないのでぼ~っと立ってました。
ぼ~っと立って写真撮影の案内を見てたら、いろいろグレードがあるんですね。
「レギュラー」の上が「男前」、その上が「美白」で最高級が「美白美人プラス」で、背景も選べると書いてありました。
やっと出てきた家内にいろんなグレードがあると教えたら、「最高級美白美人プラス」を選んで背景もピンクの宝塚調にしたというのでかっくんとなった。
それで手間取ってたんか。
写真を見たら家内は「王妃エリザベート」という感じであった。
「レギュラー」で写しても「白雪姫」くらいはいくんですが。
その足で警察に行きました。
写真を見た受付の女性が、「う~ん」とうなりました。
さすがに「王妃エリザベート」はまずかったかと思ったら、「笑顔はダメなんですよね~」。
「真顔」でないとダメだというんです。
私は「笑顔」とは思いませんでした。
家内が「ぶりっこ」してると思いました。
ただいま通院中の身ですので元気のない顔ではいけないとがんばったんだと思います。
「ええ~!うっそ~!ダメなんですか~?」とまたもや家内がぶりっこしたので、これは面倒だと思ったようで「い、いや、これでいいです」と受け取ってくれました。
家内が視力検査する間待ってたんですが、「道路使用許可申請」の窓口で、いやに親しげに話してる女性がいました。
係の男性警察官や隣の女性警察官とホントに親しそうに話してる。
いかにも「おなじみさん」という感じです。
その女性が書類を受け取って帰るとき、男性警察官がにこやかに「おつかれ!」と声を掛けました。
「道路使用許可申請」のおなじみさんとは?
露天商関係かな。
どういう人か聞きたかったけど聞けませんでした。
そのあと電話がかかって男性警察官が応対してました。
「それなら許可は必要ありません。箱を持って行ったり来たりするなら許可を取ってもらった方がいいですけどねえ」
なんのことか聞きたかったけど聞けませんでした。
朝日新聞朝刊。
東京オリンピックの予行演習みたいな国際大会が開かれるという記事。
関係者のご苦労を思いながら読みました。
近代五種競技というのは名前だけ知ってます。
今ネットで調べたら、走って泳いで馬に乗って射撃して、え~っと、あと一つあったんですが今見たとこなのにもう忘れた。
まあ、こんな風に世の中の関心も低く、このところずっと削減対象として検討されてるそうです。
その近代五種競技、国内競技人口はなんと40人だそうです。
今回海外からの選手を含めて72人が参加ということで、馬が足りない。
で、基準を満たす馬を「遠く鹿児島まで」さがしあるいて30頭集めたと書いてある。
おかしいじゃないですか。
「遠く鹿児島、北海道までさがしあるいた」ならわかりますよ。
北海道無視ですか。
それに、朝日新聞は全国紙でしょう。
近代五種競技協会が東京なのはわかりますが、「遠く鹿児島まで」って書くのは朝日新聞の偏向、東京中心主義と思います。北海道新聞が「遠く鹿児島まで」と書くのはいいです。
近代五種の鹿児島、北海道問題はまだいい。
ビーチバレーのために、「国際基準を満たす砂をベトナムから3000トン運んだ」というのにはかっくんとなりました。
国際基準を満たす砂?
ビーチバレーでしょ。
砂時計の砂に国際基準があるというならまだわかるような気がしないでもないでもないでもないこともないような気がしないこともないですが、砂時計じゃなくてビーチバレーでしょ。
ビーチでしょビーチ。
関係者のご苦労はわかるような気がしないでもないでもないでも以下略。
女子学生の通学服の洋装化が進んだのは、今からちょうど100年前の1919年という話が出てました。
「1919年」は私にとって特別の年です。
母が要介護施設に入居して間もないころ、母と並んで座ってたら、80代と思える銀髪の女性がつかつかと近づいて、「こちら、あなたのおかあさん?」と声をかけてきた。
「お母さん、何年生まれ?大正4年?私は大正8年。1919年。いちきゅういちきゅう!おぼえやすいでしょ。欧州大戦が終わってから生まれたの。欧州大戦が終わってから生まれた女を近代女性というのよ。狂瀾怒濤の昭和でしたね~」としみじみしたかと思うと、狂瀾怒濤の昭和史を一気に、それこそ怒涛の勢いでしゃべりまくった。
中国の残留孤児問題で一息ついたかと思うと、また「狂瀾怒濤の昭和でしたね~」としみじみしたかと思うと、またもや狂瀾怒濤の昭和史を一から繰り返す。
これをエンエンと繰り返す。
施設に行くたびにやられたので、いや聞かせていただいたので、「大正8年いちきゅういちきゅう」が頭に焼き付いてるんです。
その忘れられない1919年、『天声人語』によれば、今の山脇学園の創設時の校長である山脇房子女史が、紺のワンピースに白い襟の制服を考案した。
あまりに斬新すぎて生徒は嫌がったが山脇校長は自ら率先して着用したそうです。
当時52歳。
校長自ら着用したので生徒は余計嫌がった、とは書いてないけど・・・。
で、ネットで調べたんですが、女子学生の洋装とかセーラー服に関しては、「諸説あります」という感じです。
私は1919年に関心があるだけで、セーラー服には興味ありません。