朝日新聞を読んでいて、時々腹がたつことがある。
説明不足と言うか、舌足らずと言うか、記者としての教育が出来てないのではないかと思わざるを得ない記事がある。
最近、名古屋港を連続して取り上げている。
世界経済、日本経済の変化の波が、名古屋港とその周辺の人たちに大きな影響を与えているという話である。
その中で、一人の女性が取り上げられている。
この人は、二、三十年前、名古屋港が外国人船員で賑わっていた頃、バーを開いた。
独学でギリシャ語を学び、ギリシャ料理を出して大変繁盛した。
ギリシャ語が出来る人は少ないので、ギリシャ人船員が関係したもめごとなどには、通訳として警察などに行ったそうである。
今、この人は名古屋港でレストランを経営している。
それはよろしい。
問題は、レストランの名前だ。
レストランの名前が「タベルナ」というのである。
この記事では、「レストラン・タベルナ」について、何の説明もしていない。
朝日新聞の500万人だか600万人だか知らんが、この記事を読んだ全読者がここでひっかかるはずだ。
「タベルナ」とはどういうことか?
私は、ギリシャ語ではないかと想像はする。
「タベルナ」とは、ギリシャ語で、「食べて下さい」という意味にちがいない。
そうじゃないのか!?
はっきりせー!朝日新聞!
もう一つの記事はわかりやすい。
金沢仏具商工業協同組合では、からくり仏壇を開発、来春発売の予定。
これは、回転ドアみたいになっていて、仏壇を押すと、くるりと回って、神棚が現れるというものだそうである。
定価120万円。
リモコンで操作できる機種は150万円。
仏壇と神棚が猛スピードで回転しつづけて、拝んでいる間扇風機代わりにもなる機種は、本体200万円。台座基礎工事50万円。台座基礎工事は、猛スピード回転により、本体が浮き上がるのを防止するために必要です。