インターネットでウイスキーを買った。
本以外で、インターネットを通じて買うのははじめてである。
町の酒屋さんに置いてない銘柄なので、注文して取り寄せてもらっていたのであるが、インターネットで見ると、インターネット酒屋さんはどこでも扱っている。
取り寄せてもらうのに、1、2週間はかかっていたのに、翌日宅急便で届く。
おまけに安いではないか。
なぜだ?
いろんな酒を宣伝している。
何十万円のウイスキーを宣伝していて、店主が、「こんな酒、誰が飲む?医者か?」なんてコメントを書いている。
「インターネット」+「宅急便」というのは革命的ですね。
二十年ほど前、娘を近所の公園につれていった。
幼稚園くらいの女の子が真っ黒い猫と遊んでいた。
私が、「おねえちゃんのネコ?」と聞くと、その子はうなずいた。
「名前、なんて言うの?」
「ヤマト」
ヤマト?
猫の名前としてはおかしいではないか。
「このネコの名前よ?このネコ、なんて言う名前?」
「ヤマト」
ヤマト?
う〜む・・・。
なぬ?ヤマト?
クロネコヤマトか?
「ヤマトって言うの?」
その子はにこりともせずうなずいた。
誰じゃ、そんなふざけた名前付けたのは。
若草鹿之助とええ勝負ですな。