若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

ボーカルレッスン

昨日は、ギターのレッスンの日であったが、ボーカルのレッスンを受けた。

鹿せんべい飛ばし大会」直前レッスンである。
はじめのうち、私はまったく練習もせず、当日いきなりの突然、ぶっつけ本番で「鹿せんべいツイスト」を歌っていた。

しかし、ふだんまったく歌うことのない私にとって、いきなりの突然のぶっつけ本番はきつい。
1曲歌う間にのどがかれてしまう。

別に、カネをもらってるわけではなし、客は私の歌に期待してるわけではなく、イケメンナイスミドルシンガーソングライターイラストレータロックンローラー若草鹿之助の姿を一目拝みたいと思って集まっているわけでもなく、「鹿せんべい飛ばし大会」に来てみたら、なんかタダでやってるから見ていくか、ということだから、歌なんかどうでもいいといえばいいのであるが、私にもアーティストとしての良心とプライドがあるので、レッスンを受けるのである。

私は、「エレキギター科」の生徒であるが、尊師は柔軟融通無碍なんでもありだ。
「今日はボーカルのレッスンをお願いします」と言えばボーカルレッスンになるし、今日はレコーダーの使い方を教えてください、衣装はこれでいいでしょうか、ダンスはこんなもんでよろしいか、ギターの修理お願いします、先生の得意料理インスタントラーメンで作る焼きそばの作り方教えてくださいなどなど、ダメと言われることはない。

それは、尊師が私にギターを教えることをあきらめているからだ、と思うのはよほどひねくれた人だ。
尊師は、私にオールラウンドでトータルなアーティストになってほしい、キミならなれる!と信じているのだと思う。
期待にこたえなければならない。

昨日は、腹式呼吸と発声の練習をした。
「♪ああああああああ〜」

ちょっと声を張り上げただけで、のどがつかれる。
年に一度、「鹿せんべい飛ばし大会」で歌うだけだから仕方がない。

腹式呼吸がマスターできたら、いくら歌ってものどはつかれないそうだ。
おへそがつかれるらしい。
私は腹式呼吸がマスターできていないので、おへそがつかれるという経験をしたことがない。

早くマスターして、おへそがつかれるとはどんな感じか味わってみたいと思う。